台湾企業様向け|日本の商品を扱う方法と比較
2022.04.07
新型コロナウイルスの影響により訪日できない中、日本の商品を買いたい台湾消費者が多くいます。
他方、日本の商品を扱いたいと思っていてもどうやって始めるかわからない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、日本の商品を扱う方法とそれぞれの比較について解説致しますので、是非ご参考にしてください。
目次
一、日本の商品を扱う方法と比較
1. 海外代理店/独占代理店になる
2. 海外販売店になる
3. 問屋経由の仕入れ
二、方法別の特徴
一、日本の商品を扱う方法と比較
日本の商品を扱う方法は主に下記3種類の方法があります。
1. 海外代理店/独占代理店になる
2. 海外販売店になる
3. 問屋経由の仕入れ
方法別の主な違いは以下となります。
二、方法別の特徴
1. 海外代理店/独占代理店になる
日本のメーカーと交渉し、メーカーの海外での商売または取引の代理をする会社になることです。メーカーの名前を使って事業を運営しますので、自社の名前が知られていなくても、商品・サービスの知名度があれば顧客に安心感を与えることができ、販売や営業活動もスムーズになります。
但し、メーカーの名前を使うことになりますと、メーカーが出した条件をクリアしないと始められないため、契約締結まで時間がかかるのも特徴です。
2. 海外販売店になる
海外販売店は文字通りに海外で日本のメーカーの商品を販売する会社を意味します。海外販売店と海外代理店は、似ているようで違うということは、海外代理店が、前述のようにメーカーの代行として営業や販売等を行う契約なのに対し、海外販売店は自己の責任で商品を販売する契約となっています。
海外販売店はメーカー側から商品を購入し、自分で在庫を抱える形で顧客に販売することになりますので、在庫運用に気を付けないといけません。
3. 問屋経由の仕入れ
商品を仲介する会社(問屋)から日本のメーカーの商品を購入して運用することです。日本のメーカーと直接取引するわけではないためハードルが低く、「海外の会社が信頼できない」「事業規模が小さい」などの問題で断れることも比較的に少ないです。
但し、商品の仲介する会社を通すと、仕入れ価格も高くなりますので、海外での価格競争力の懸念があります。
まとめ
この記事は日本の商品を扱う方法を紹介致しました。
ひと通りの知識を得たことで、日本の商品を扱う方法に対する理解がだいぶ深まったのではないでしょうか。
DINOS CORPORATION台北支店は、台湾企業様への日本商品運用を支援しています。
日本の商品を扱いたいと考えている企業様は、お気軽にお問い合わせください。
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